やねん親方と玄海親方の優勝同点、勝ち数の差でやねん親方が参加40場所目で初の総合優勝を飾りました。惜しくも次点だった玄海親方は幕下優勝で来場所幕内への切符を手にしました。茶藻呂親方は十両32枚目での優勝、こちらも幕内への昇進を決めました。3番手の豆じゃないよ豆だよ親方が銀俵賞。三賞は下位皇妻、やねん、哉刳、隣の男の4氏。哉刳親方が初回開催以来10年ぶりの敢闘賞、隣の男親方は62場所目での初の三賞獲得と古豪の活躍が目立ちました。また、唯一初土俵のカスピ海親方が勝ち越し、新人賞を獲得しました。
団体戦は阿波うみがめ軍団が生き残りカット初日（4日目）の脱落にもかかわらず終盤見事な底力で西強爆弾の追撃をかわし、5年ぶり2度目の優勝を飾りました。勝ち頭の義浄親方は特別賞も獲得。優勝ならびに各賞、そして昇進決定の皆様おめでとうございます。各賞はhttp://rose.ruru.ne.jp/oyakata/hyoushou/hyo1007.htmlよりご覧ください。
一方で大関を除く三役が軒並み不振、わさらび山親方、連続二桁を5場所まで伸ばしていたAnjoboshi親方をはじめ多くの役親方が負け越し、バブル気味だった三役が一気に弾けてしまいました。一方で宮前山親方が10勝で昇進基準をクリア、24代目大関昇進が決定しました。現在継続中の連続勝ち越し記録ははし親方に次ぐ17場所、角番を脱出したはしさんとの来場所の大関対決が楽しみです。

最後に、場所前の本家の不祥事にもかかわらずご参加くださった皆様ありがとうございました。幕内十両勢と比べ幕下が68人と、ここ最近では一番少ない数となってしまい主催も大いに反省しております。今後本家、そしてこちらのイベントも立て直して行ければと思います。来場所もよろしくお願いします。