９日目に準パーフェクトと一日トップで今丼親方を交わしたまいよ親方がそのまま首位を譲ることなく、初の総合優勝を飾りました。これまで３度の銀俵賞、優勝まであと一歩及びませんでしたが、今場所ようやく戴冠です。特筆すべきは４位指名に最低人気の嘉風を入れ、見事大ブレイクしました。幕下優勝はどたばた親方、十両優勝は独走状態だった今丼親方を千秋楽で1点差交わしたシロフネくん親方でした。予想皇親方も終盤激しく追い上げましたが、及ばず銀俵賞でした。
団体戦は今場所大活躍のごんざぶろう親方などを配した北斗無敵艦隊が４年ぶり２度目の優勝を飾りました。上位２強が生き残りの状態で迎えた千秋楽もわずか70点差でハイレベルの争いでした。
優勝ならびに各賞受賞の皆様おめでとうございます。
今場所はいつも以上に番付上位勢の活躍が目立ち、二桁ライン43人うち幕内27人と他の段を圧倒しました。大関陣は全員二桁で来場所の角番がなくなり、その中でもはし親方は６場所連続の二桁で生石山親方の記録に並びました。

本年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。