ガッツ小笠原親方が中盤をリード、総合Ｖ（のい親方）、準Ｖ（大翔山親方）経験者が迫る展開の中、13日目に首位にたったじゅんぼこ親方がそのまま逃げ切り初優勝を飾りました。銀俵賞の大翔山親方は実に７年前の夏場所以来の個人タイトルで、過去最高位が前頭５枚目にもかかわらず十両落ちがないという、非常に珍しい安定ぶりを発揮してきましたが今場所10枚目での13勝、遅咲きの新三役をほぼ確実なものにしました。十両優勝の相撲小僧親方は幕内優勝に続くタイトルとなりました。幕下優勝は渡来親方で昨年九州の猛虎親方以来の初土俵での賜杯です。団体戦は小坊主隊が最後まで生き残り三度目の優勝を飾りました。また、はし親方が今場所東関脇で11勝、関脇在位３場所で合計31勝をあげ昇進基準をクリア、第19代大関昇進が決定しました。
優勝ならびに各賞受賞、大関昇進の皆様おめでとうございます。
一方で番付上位陣は両大関の負け越し、いえピー親方は自己ワーストで初の二桁負けなど不振が目立ちました。
今場所も多くのご参加ありがとうございました。来場所もよろしくお願いします。