六日目首位に立ったレア紅親方が圧勝で初の総合優勝を飾りました。
内容を見ても二桁の力士が6人とほぼ完璧、出島の選択が効きました。
総合2位が今までの最高でようやくの栄冠。おめでとうございます。

激戦の十両は2位につけていたやまびこ勘太郎親方が逆転優勝。
幕下は終始ベスト3を保ち、安定度の高かった堀史親方が優勝。

2度目の銀俵賞受賞のまいよ親方は中日以後、神がかり的な追い上げで
差を詰めまして、元大関の貫禄を十二分示しました。

団体戦は北斗無敵騎馬隊が逆転優勝。
所属４人の成績が13勝、12勝、10勝、9勝と非常に高レベルでした。
琴ちゃんた親方は団体優勝に大きく貢献し、特別賞受賞です。
風神雷神は14勝、11勝、10勝。生き残れなかったのが響きました。

特別賞。特に茶藻呂親方はデビューから約2年勝ち越せず、
苦しい成績が続きましたが、今場所の自己最高成績を12勝で飾り、
その敢闘精神に対して拍手喝采を送りたいと思います。

全表彰は下記URLをご覧ください。
http://rose.ruru.ne.jp/oyakata/hyoushou/hyo0611.html


白鵬が休場し、焦点がぼやけてしまった九州場所は横綱が全勝優勝、
稀勢の里戦のけたぐりなど、横綱としての取り口はどうなのかという
疑問も投げかけられました。しかし大関が相変わらず仲良く10勝前後の
状態では、横綱の対抗馬に名乗りを上げられそうにありません。
把瑠都も膝の状態が万全でないとはいえ、少々強引さが目立ちます。
次期横綱候補の台頭というより白鵬の復帰が待たれます。


今年の大相撲はこれにて終了です。
この一年、多くのご参加をいただきありがとうございました。
主催降板声明を出してはいますが、名乗りがありませんので
変わらず続けることになりそうです。(^_^;)

来年もご贔屓のほど、よろしくお願いします。